昨日の話。
印刷した書類を持って、いざ動物病院へ出陣。同じアパートの中国人の先生(キャシー)に一緒に行ってほしいと頼んでおいたため、私とキャシーの2人かと思いきや、キャシーのダンナのオランダ人先生(ハーマン)も一緒に行ってくれる様子。キャシーも車の運転できるし、動物病院へ行くなら、わざわざGPSのナビ使いながら目的地に辿りつかなきゃならないハーマンより断然キャシーが運転するほうがいい気がするけど、まぁそこは夫婦愛なのかな。

2人は私の斜め上の部屋に住んでるため、「もしかしたらミミが発情してるとき迷惑かけたんじゃ?」と話すと、2人には全然聞こえてなかったらしい。よかった、誰にも迷惑かかってなくて。そのときキャシーが教えてくれた中国語。中国語では発情期のことを(動物たちが)「春を呼んでいる」という言い方をするらしい。その理由は、ほとんどの動物は春に発情期を迎えるからだとか。へぇ、知らなかった。うちでも猫飼ってるけど、うちの猫は初めての発情期を迎えた後は全部避妊手術しちゃったし、時期まで覚えてない。あれ、でもほんと発情期って年に1回?動物によっても違うかもしれないけど、うちで飼ってたウサギ(オスとメス)は、どっちも手術してなかったし、毎月のように5-6匹赤ちゃん生まれてたなぁ。

そんな話をしながらハーマンの運転で無事動物病院到着。キャシーが私の代わりに事情説明して、お医者さんにミミの採血をお願いしてくれた。お医者さんもキャシーの説明に納得してくれて、事は順調に運ぶかと思いきや、ここで問題発生。ミミの血は狂犬病の抗体検査のための日本*1に送らなければならない*2ため、当然私は採血してもらった血を病院から持ち帰らなければならない。が・・・お医者さんいわく、血液は空気に触れると凝固しやすいしダメになるから持ち運びはどうたらこうたら。でも、ネットで、保冷剤などで冷やしておけば血液の輸送は問題ないということを読んでいた私は、その旨をキャシーに伝える。それをキャシーがお医者さんにまた伝えてくれるわけだが、結局、その病院には採取した血液を持ち運ぶ用の容器自体がないということらしかった。想定外。想定外過ぎる・・・。普通病院ってそういうのはあるでしょ!それともこの病院は血液検査をどこかに委託するとかそういう業務はやってないの?

まさかこんな答えが来るとは思ってもみなかったから、私は容器になるようなもの、タッパー1つ持ってない。まぁ、タッパー持ってても問題外だとは思うけど。
ていうか、もうほんと、ほんっとに、ここに来てえぇっ?!て感じ・・・。



<続く>

*1:財団法人 畜産生物化学安全研究所 http://www.riasbt.or.jp/ 

*2:検査機関は世界にたくさんあるが、中国国内に日本の農水省認定の機関はない。