血清を作ってもらえる動物病院を私とミミのために、一生懸命探してくれていた学生から、何日か前にメールが。
「先生、この街で血清が作れる病院が見つけました」

ちょっと文法がおかしいとこもあるけど、もうそんなのどうでもいいくらいうれしかった。北京とか近隣のもっと大きい都市まで出向くことを覚悟した矢先でのこの報告。ほんと、一瞬信じられなかった。なかなかこの街で血清を作ってもらえる病院がなくて、学生は「北京や上海にいる友人にも声をかけてみます」って言ってくれてたくらい。きっといろんな病院を探して、問い合わせしまくってくれたんだと思う。ほんとにほんとにありがとう。

学生が見つけてくれた病院はまだ私は行ったことがないため、病院へ行くときは付き添ってくれるとまで言ってくれた。血清は保存もきくし、できたらなるべく早く病院へ行きたいんだけど、一緒に行くことを申し出てくれた学生は今週末は忙しいとのことで、病院に行くのは来週末以降になるかもしれない。ただ、今回は月末にこちらに遊びに来る前任の先生に血清を日本までハンドキャリーしてもらえないかと考えているため、場合によっては、週末まで待たずに一人でタクシーで強行する可能性もある。病院によって血清を受け渡してもらえるまでの時間が違うようで、その日のうちにもらえる場合もあれば、1週間後に取りに来るようにいわれた人もいるとか。今度行く病院でも、血清を作ってもらうまでに1週間くらいかかるなら、来週末病院に行ったら、もしかしたら血清受け取り時には、もうその前任の先生がまた日本に帰国してしまっている可能性も無きにしも非ず。

今はまだ、前任の先生がいつこっちに来て、何日間滞在するかもわからない状況。短期だとは聞いているから、日程がはっきりした時点であわてないように、まずその病院で血清受け渡しまでにどれくらい日数がかかるのか問い合わせておいたほうがいいかもしれない。問い合わせておいたほうが、というか、実際はまた学生の手を借りて問い合わせてもらうことになるんだけど・・・。