[徒然]OB会

半年ぶりくらいのOB会。同じ大学卒業の同僚と、私たちの大学の大学院に留学し、卒業した中国人の先生たちと集まってご飯を食べながらいろいろ話す。
みんな、なかなか忙しくて予定が合わず、こんなにも時間があいてしまった。今回を逃すと、また再来週以降。直近では再来週だけど、そのときにみんなが集まれるかどうかは保証がない。だから、今回、結局同僚の1人は都合がつかなかったのだけれど、決行することに。

今日行ったのは羊料理専門店。メニューに写真がないし、行ったことがないお店だったので、全部中国人の先生がオーダーしてくれた。

で、今日、初めて羊の頭を食しました。もちろん、オーダー前には羊の頭が丸ごと出てこないか何度も確認済み。出てきた料理は、確認しておいたとおり、見た目からは全然羊の頭だなんて想像できない形に調理されていて、ニンニクや香菜たっぷりでおいしかった。やっぱり羊はクセがあるから、こうやってニオイ消しのためにニンニクをたくさん入れたりするそうだ。それから、なんか鴨の血っぽい料理も。「豆腐ですからおいしいですよ」と言って薦められるも、なんか怪しくて私は手をつけなかった。同僚がまず手をつけて、「確かにやわらかい」と言う。別に生臭くもレバーっぽくもないとのこと。でも、やっぱり怪しいなーと思い、いろいろ質問していると、やっと中国人の先生が羊の血を固めたものだと教えてくれた。私ははっきり言って、そういう類のものはダメ。レバーも食べないし、以前学生と食事をしたとき、鴨の血を固めた料理を注文されたことがあったけど、それもやっぱり手をつけられなかった。食わず嫌いなのはわかるけど・・・。でも、今回はちょっと中国人の先生2人が正面に座っている中、ずっと食べないのはなんか失礼な気がして、結局初めて手をつけた。「いやだなー」と思いながら、一口大に切って口に入れる。
「ん?確かに生臭くない。食べれる」
これが口に入れたときの感じ。それからいくつか食べたけど、やっぱり食わず嫌いだったな、と。でも、別に食べなくてもいいかなという気持ちは変わらないから、今後自分でオーダーしたり、積極的に食べることはたぶんないだろう。ちなみに、羊の血は、肺に溜まった悪いもの、たとえばチョークの粉なんかを排出してくれる作用があるらしいので、体にはいいらしい。羊も漢方の考え方では体をあっためるものとして考えられているらしく、冬場に食べられることが多かったそうだが、今では発汗作用(発汗→排毒)の点から、今のような夏場でも注目を浴びるようになったそうだ。
おいしい羊のスープ、羊の串焼きなどを食べ、冷たいビールもいただいて、大満足な夜。ただ、食事代もタクシー代も今日は中国人の先生のおごりだった、というところがなんか心残り。次回おごらせてくれたらいいんだけど。