送別会

先週金曜の予定のパーティー。2回延期になって、今日やっと実現。
本当は先週最後の授業での学生のリクエスト通り、パーティーにはお寿司を作ってまた持って行ってあげたかったけど、お米が足りないことに気づいて、残念ながら断念。何にもナシで行くのも申し訳ないし、どうしようーと散々悩んだ挙句、ジャガイモがけっこうあることを思い出し、肉じゃがを作ることに。たまねぎとジャガイモと肉とこんにゃく。にんじんがなかったため、彩りがあんまりきれいじゃなかったのが残念だったけど、午後から試験のため、昼休み中、必死でジャガイモの皮むいて、40分で作った肉じゃが・・・。じっくり煮込めなかったため、味が中までしみてなかったかもしれないけど、そこは新じゃがのおいしさでカバー(できたかな?!)。

試験がおして、5時半開始のパーティーに1時間近く遅れてしまったけど、学生たち、すごくいろんな準備をして待っていてくれた。料理も、ジュースやビール、果物も。黒板には「ayumickey先生、ありがとう」の文字。壁や窓には風船の飾りつけ。拍手で迎え入れられて、ちょっと照れてしまった。

食事をして、学生たちと何度も乾杯して、ゲームをして、歌をうたって・・・。最後に学生たちが集まって、私を囲むようにしてうたってくれた中国誤の歌。意味はわからなかったけど、なんかジーンとして、涙がこぼれそうになって、どこを見ていいのかわからなくなった。歌が終わって、お礼を言うときには、もう完全に泣いてしまって、ちょっと恥ずかしかった。歌が終わると、学生たち、プレゼントまで用意してくれていて・・・。中国チックな置物2つ。それから、一番うれしかったのは、学生たちが「先生が忘れないように」と作ってくれたCD-R。まだ見てないけど、学生たちの声が入っているそうで、これはほんとに宝物。みんな、ほんとにどうもありがとう。見たいけど、見たら、なんかやっぱりみんなに会えなくなるのを突きつけられるようで、まだしばらくは見られないかもしれない。

忙しい中、こんな素敵なパーティーを私のために開いてくれた学生たちにはほんとに感謝。ありがとう。

帰り、何人かの学生がアパートまで送ってくれて、入り口で話しているとき、「先生!」と両手を広げる女の子。それから、ギュッてハグ。学生が泣いてるらしいのを感じると、私までまた涙が出てきてしまった。けっこう長い間ハグしていた気がする。離れてからも、「大丈夫、大丈夫、また必ず会いに来るから!それまで、しっかり勉強して、日本語、上手になってくださいね」私が言えたのはこれくらい。ほんと、こんなに慕ってくれている学生がいると、ここを去るのがつらい・・・。

これからあと何クラスかこういうのを経験するとなると、パーティーは楽しみだけど、ちょっとつらいかも・・・。