大学院試験

今日はご存知のとおり、試験がありました。手ごたえは・・・微妙です。時間配分に問題アリで、今回は最後まで自分が思うように解けませんでした・・・。これは時間を計って過去問を解く練習をしなかった自分に責任があるわけですが、ちょっと言い訳&恥を忍んで言うと、私は学部時代(といっても来月卒業するまではまだ学部生の身なわけですが・・・)ほとんど教育学だけに偏って勉強してきたため、教育学以外のジャンルも出題される入試問題には知らないことが多すぎて、時間を計ってやるほどの価値すらなかっのです・・・。まぁ、受験を決めたのもギリギリで、卒論提出後から今日までの3週間、最大限の努力をして勉強に臨んだわけでもないので、すべて自業自得です。
留学する前は、卒業したらそのまま院に進学したいと思っていたものの、帰国後は「しばらく勉強はいいか。何年か働いてから、そのときまた大学院に行きたいという気持ちになっていれば、また受験を考えよう」と、進学への気持ちも変わり、とりあえず働く気に。が、卒論を進めていくうちに、「もう少し勉強もいいかも」という気持ちになり、募集締め切り前日に願書を提出。でも、院試のための勉強をする時間があまりなかったため、「受かればラッキーくらいの気持ちで受験しよう」と考た自分も甘かったかな。「絶対今回合格したい!」っていうほどの熱意があったわけじゃなかったから、今振り返ると、勉強も中途半端でダラダラすることが多かったし・・・。


中途半端に終わってしまった筆記試験。英語での筆記試験が終わった後は「ま、ダメもとでの受験だったから仕方ない」と開き直って自分を慰めたりもした。でも、バスで帰ってくる間、「あぁ、あそこはもっと読み手(採点者)に分かりやすいように書くべきだった・・・」とかいろいろ後悔した。ま、終わったこと。今いくら何を言っても、もう仕方ひはないけど。


面接は入試論文についての口述試験。面接には不安もあったため、2年前に私が今回受験した大学院を受験し、現在院生をしている子に口述試験について聞くと、面接=雑談とのことだった。学部時代、ポルトガル語専攻で、大学院でもブラジル経済についての研究をしようと考えていたその子は、面接では


試験官「ブラジルと言えばサンバですよね〜」
友人「あー、そうです、そうです」

なんていう感じだったらしい。「大学院に入ったらどういうことをするか(したいか)」についても聞かれはしたらしいけど。

で、いざ面接が始まる時間になって控え室で待機していると、1番最初に面接を終えて帰ってきた人に次の受験者が「どういうこと聞かれた?」と話しているのが聞こえてきた。


受験者2「どんなこと聞かれましたか?」
受験者1「あー、雑談でしたよ」
受験者2「あ、そうですか。論文のことは?」
受験者1「あんまり聞かれなかった。ほとんど雑談。論文は「どうしてこれを書いたの?」って聞かれて、「僕の趣味です」と答えました」


友達の話でも面接=雑談。受験者1もまた同じようなことを言っている。「じゃ、もしかして口述試験なんていうのは名目だけで、実際は雑談みたいなものなのかも」などと思いつつ、自分の番を待つ間、一応提出済みの入試論文のコピーにサ〜ッと目を通す。
が、結論を先に言うと、私の面接では一切雑談なんかありませんでした・・・。試験官3人相手に、入試論文についての批評&質問に始まり、質問&批評に終わるといった感じ。「大学院ではどういったことをしたいか」とももちろん聞かれたけど、面接前に自分で行ったシュミレーションは役には立たず、言いたいことは言えずじまい・・・。おまけに試験官の質問の意図がわからず聞き返したところ、相手の説明を聞くうちに、自分が言葉の聞き違い(「周辺」を「シュウレン」と聞き違え、どの漢字で書くシュウレンだろうと思った私は「どういうシュウレンですか」と聞いた・・・)をしていたと判明するし・・・。自分では緊張した感はそんなになかったけど、やっぱり緊張していたみたい・・・。文章を整理して発言するのが苦手な私は、他の質問でも試験官にとって「理解しづらい答え&答え方」をしていたんじゃないかという気が大いにする・・・。この辺は今後もいろんなところで自分の不利になると思われる要素。要改善!!


試験の結果は10日後に大学に掲示される予定です。今月はまたすぐ卒論諮問のため大学に行かなければいけないので、お金もないということで、自宅待機で結果を待ちます。郵便での結果は「合格者のみに通知される」とのことなので、もしその頃(21日に来るのか、郵送だから1日遅れるのかは不明)に何も連絡がなければ「ザンネン」ということになりますが・・・ ま、でもとりあえず試験終了でやっと(!)そんなに気負わなくてもよくなったので、これから働き口のリサーチでも始めようかと思っているところです。