ストレス

おととい薬局に行ってきた。10月末か11月に口角が切れ始め、「時期が時期だし乾燥してるのかな」と思っていつもどおりクリームを塗ったり、「ビタミン不足かな」と、ミカンや野菜を心がけて口にするようにしていた。が、年を越しても治らない。その時点ですでになんかオカシイんだけど、私は結局ずっとほっておいて、結局先月、卒論を提出してから皮膚科に行きました。発症から2〜3ヶ月でも治らないことからも、今年の初詣(id:ayumickey:20060103)で引いたおみくじに書かれてあった「病気は見た目より深刻な場合がが多い」のがものすごく気になって・・・。で、そのときは「口角が切れていることからカンジダというカビの一種が最も考えられる」と言われたのですが、そのときの検査ではその菌は発見されず・・・。で、「とりあえず培養に出しておくから」と言われてもらったお薬をつけていたものの、1ヶ月たってもよくなる兆しはない。むしろ、悪化した気さえする・・・ ということで、世間がバレンタインで浮かれている頃、この口角の件で2度目の皮膚科。先生いわく、この前の培養では何の菌も発見されなかったということだけど、誰が見ても明らかなように、私の口は切れっぱなしで赤くなっている・・・。薬が効かないということを伝えて、もう1回検査してもらったけど、疑いのあるカンジダは発見されず・・・。「もしやヘルペス?」と、その検査もしてもらったけど、ヘルペスでもなかった。(確かに、口は口でも前回とちょっと場所は違うし、今回はただ口角が切れただけでヘルペス特有の痛がゆい感じもなければ水ぶくれさえなかった!)先生は結局また「培養に出しておくので、1〜2週間後には結果が出ると思います」と言って新しいお薬を出してくれただけで、何が原因かはわからなかった。そして、新しいお薬にかえて1週間ちょっと。まったく変化なし。不安は高まるばかり。原因がわからないのが一番コワい。おみくじに書かれていたことが現実になった感もあり、通っている皮膚科の先生への不信感も募る・・・。皮膚科を変えようと思ったけど、イイと評判の皮膚科の場所はわからないし、ここ何日かはどうしようかと思っていた。
おとといは歯医者の帰りに途中まで母に迎えに来てもらっていたこともあり、そのまま昔私が小さい頃にお世話になっていたという薬局に寄った。で、そこの先生に診てもらっていろんなお話をするうちに、こういった症状は肝臓が弱っている現れだということ、肝臓や内臓機能の疾患の原因は90%以上がストレスからであることを教えてもらった。「この口角が切れ始める前に何かなかったですか?」と聞かれて、10月にあった試験のことかな、と思った。その後今まで全然治らなかったのは卒論や入試のことなど、いろんなことがストレスになったのだろう、ということだった。先生に「あなたは自分では気づいてないかもしれないけど、いろいろ溜め込んでないですか?きっとあなたはストレスを一人で抱え込んでしまうタイプなんですね」と言われて、なんだかほっとして涙が出そうになった。原因がわかったことの安堵感もあると思うけど、なんとなく「この先生は私のことわかってくれてるんだなぁ」という気になった・・・。

いくらビタミンや野菜をとっても肝機能が弱っていたら、まずそこを治さないと、栄養はちゃんと吸収されない、ということでストレスを和らげるための胃腸薬を2種類、ビタミン剤を1種、それから患部への塗り薬をもらった。その薬を服用&塗り始めて1日で切れていた口角は見た目にも「よくなっている」というのがわかったし、2日目の今日ではもう口角の切れは見えない。薬局の先生いわく、私が皮膚科でもらったお薬は1回目も2回目も疑いのあったカンジダ用のものらしかったが、それが原因でないのにそんな薬をつけても意味はないわけだ・・・。もっと早く薬局に行っておけばよかった!!ちなみに、この薬局の先生は、エビス薬局という店名のとおり、なんか恵比寿様に似た感じのやさし〜い雰囲気の先生で、薬にまつわるいろんなことも教えてくださいました。薬局の先生ってもちろん薬のことは知っておかないといけないけど、話術もやっぱり重要なんだな、と。すごく頼りがいのある先生で、かつ母も「(私が)小さい頃もここでもらったお薬はよく効いた」と言っていたので、この薬局はこれからもなんかあったらお世話になりそうな予感。皮膚科にも当たりはずれがあるのかもしれないけど、なんか今回の件で、すぐに皮膚科に行くのもどうなのかな、と思ったりしました。(皮膚科で出される薬には効能が高いもののなかには、かなり肝機能など内臓系に副作用が強く出るものもあるとのことでした。)