今年の4年生は2クラス。去年は両方とも授業があったけど、今年はそのうちの1クラスしか担当していない。それでも、時々担当してない方のクラスの学生が私の授業にやってくる。必修でも来ない学生がいる中、必修じゃない授業にまでわざわざ来る学生は、やっぱりモチベーションが高い子たち。以前、授業で1人1人模擬面接をしていたとき、授業に来ていたもう一つのクラスの学生が、帰り道、「先生、私にも面接の練習をさせていただけませんか」と言ってきた。そのときは、まずは今私が担当しているクラスの学生達に面接をさせるから、その後でもいいなら、ということを伝えた。その後、結局来たり来なかったりがあったため、その子への面接はいまだにしていないけど、今日、自分のクラスの学生からその子についての近況を聞いた。なんと、NECから内定をもらったそう!就職活動は来学期から始める学生が多い中、やっぱりデキル子、ヤル気がある子は違うなぁ、と実感。でも、ほんと、うれしい。今は直接会う機会がほとんどないから、とりあえずメールでおめでとうを言おう。

うちのクラスの学生でも、1人、明日以降に書類審査の合否がわかるという学生がいた。「面接行けたらいいですね」と告げると、「もし、書類審査で落とされて面接に呼ばれなかったとしても、私は面接の日にその会場に行きます」とのこと。すごい積極性。ちなみに、その子は昨日も会社の担当者に、「もう私の履歴書は読んでいただけましたか。どうしても貴社に入りたいですから、面接に呼んでください」と伝えたのだそう・・・。すごい。というか、日本なら絶対うっとうしがられるんじゃないかな、こういうの。書類審査で落とされるにはそれなりの理由があるはずだし。でも、彼女いわく、積極性を示すことで、どうしてもこの会社に入りたいんだと言う気持ちを表せからいいのだとか・・・。一応、心配だったので、担当者が日本人かどうか聞くと、中国人だとの事。とりあえず、ホッ。面接方法とか採用方法は日本と中国、違うのかな。何はともあれ、面接うまく行きますように。(「この子は面接に呼ばれる自信はあります」って言い切ってたけど。)

今日は日本語能力試験直前の最後の週。モチベーションが他の学年より断然低い4年生は、普段から休みが多いけど、今日は来ていた学生が9人。後から他のクラスの子が1人参加して10人になったけど、史上最悪の少なさ。ま、4年生、1級取得の最後のチャンスだから、休みが多いのは予想してたけど。でも、今日来ていた学生のうちみんなが1級取得済みというわけでもないようだったから、やっぱりこれはヤル気の問題かと。あと、もちろん私の授業の至らなさもあると思う。でも、語学の授業、やっぱり少人数ってやりやすい。少なくなればなるほど、授業が進めやすくなっていく。本来、来るはずの学生が大多数来ていないのだから、それを素直に喜べはしないけど、やっぱり、学生のためにも語学のクラスって少人数制がいいのでは、ということを今日は改めて思った。