不満(1)

夜、学生から携帯にメールが来た。

Remonstrate! Remonstrate! Other groups have time to practice, but we? They even can practice before sleep, but we, 3 boys and 2 girls, can be allowed after in this such open school after 11:00pm? That really sounds interesting. Oh, dear, you put me into the volcano in the sizzles day, thanks! ^-_-

1年生の学生だから、言いたいことはあっても、日本語ではまだ不十分。だから英語で、自分のイライラを伝えるために、ご丁寧にわざわざ皮肉まで込めたメールを送ってきたらしい。
しかし、まぁ、なんともお子チャマな・・・。彼女の不満は今日の授業についてのことなのだけど、その言い分は自己中としか言いようがない。
問題の今日の授業なのだけど、今日は、今後のグループ作業のために、授業後半を使って、グループ作りをした。
このクラスの男の子は7人で、作ろうとしているグループも7つ。外国語のクラスってこんなもんなのかもしれないけど、クラスの8割以上は女の子。ただでさえ男の子たちが萎縮しているのに、グループでまで男の子が1人だけになると、男の子たちはきっとグループの中で意見が言えず、女の子に言われるがままになってしまう。男の子が2人いたら、まだ意見は言いやすいかもしれないという思いから、男の子を2、2、3に分け、男の子が入るであろうグループが3つ、女の子だけのグループを4つ作るということを事前に伝えておいた。そして、今後のグループワークはメンバー同士の協力が必要になってくるため、教師が適当に作ったグループより、学生同士、気心が知れた者で集まったほうが作業もスムーズに進むだろうとの考えのもと、グループ作りは学生主体で開始。それに、一応、もう大学生。オトナだし、あまりにもコントロールしすぎるのもどうかな、という思いもあって。

が、ここで問題発生。
事前に男女混合のグループを作るように指示してあるにもかかわらず、女の子は女の子でがっちり固まり、男の子は男の子同士で。しかも、同性同士で固まっているため、こっちが指示した人数すら守られていないグループも・・・。もう1回こっちがグループ作りに関して同じ指示をするも、学生たちも「このままがいい」と譲らない。仕方がないから、男の子は私が2、2、3に適当に分け、女の子のグループはどこを男女混合にするか、「公平に」じゃんけんで決めることにした。

<続く>