炒飯

昨日は学生が来て、チャーハンを作ってくれた。チャーハンだけかと思ったら、トマトとたまごの炒め物も。
日本のチャーハンとちょっと違うと思ったのは、具にきゅうりが入っていること。中国ではだいたい入っているのか聞いたところ、作る人によっても違うということで、学生のお父さんが作るときには必ず入っているということだった。日本だったら、私が知っている限り、きゅうり入りはない。あとはたまごにねぎ、味付けは塩というシンプルなもの。本当は具にソーセージも入れる予定だったらしいけど、買い忘れたらしく、作り始めたとき、学生2人は大慌て。わざわざ買いに行こうとしているのを必死で「たまごチャーハンでも十分おいしいはず!」とフォローして、何とかその場は収まった。そして、出来上がったチャーハン、そのパラパラ具合は「さすが!」という感じ。
あとは、私が夜中というか明け方5時までかかって事前に準備していたきゅうりとわかめの酢の物、レンコンのきんぴら、肉じゃがを並べて昼ごはん。あ、それから味噌汁も。
学生が一生懸命作ってくれたご飯はもちろんおいしくて、チャーハンもみんなおかわり。肉じゃがと甘めに作ったレンコンのきんぴらは、1人の学生は「大好きですー!」と言いながらパクついていたけど、もう1人の子は塩っぽい味が普段から好きだということで、結局そんなにたくさんは食べてなかった。それでも、最後には、肉じゃがも1皿ほとんど完食に近かったし、和食がどんな感じのものかも少しは感じてもらえたかも。
ご飯が終わった後、いろんな話をしているときに、学生は私の部屋に置いてある携帯のパンフレットを見つけ、大興奮。今こっちに持ってきている私のボーダフォンの携帯を見せると、これまた興奮。「あー、日本の携帯は本当にいいですー」「私も日本の携帯がほしいー!」と、ずーっと繰り返しっぱなし。画面が大きくて薄いという、あのデザインがいいのだそうだ。あと、カラフルでいろんな色が選べるのもうらやましいらしい。それから、ずーっとパンフレットを見ていた学生が、絵文字を使ったメールを紹介したページを見つけ、興味深そうに、ほんとにこんなメールが書けるのかと聞いてくるため、自分の携帯を使って実演。これまた、「えー、いいなー」「ほんとに日本の携帯はうらやましい」と連発。確かに、中国の携帯って絵文字はほんっと少ない。日本にいるときも、そんなに絵文字を多用することはなかったけど、やっぱり文字で伝えるときって、顔が見えない分、キツく感じられたり誤解されたりもしやすいから、いろんな絵文字を使うことが出来る日本の携帯は便利だなぁとは思う。

それから、学生たちは5時からまた服を買いに行くというので、4時過ぎまで話をしてから解散。楽しい時間が過ごせて、2人には感謝。帰国までに、またこういう機会があるかどうかはわからないけど、できたらいいなぁと思う。
その後、日曜日にはまた朝から学生が遊びに来ることになっているため、私はもう1回拭き掃除、ワックス掛けをして、土曜日は終了。楽しいことをするときは、ほんと、時間がたつのが早いもんだ!