お宅訪問

先週からの学生との約束で、今日は夕方、学生が遊びに来ることになっていた。2年生の男の子と1年生の女の子。なんか、いい感じなこの2人、結局付き合い始めたんだろうか。
それはさておき、昼前に、この学生から連絡があり、「もう1人1年生の女の子が行きたいと言ってるんですが・・・」とのこと。もちろん大歓迎。それから、午後、また学生から連絡があり、「1年生の男の子も2人一緒に行きたいと言ってるんですが・・・」とのこと。はいはい、もちろん大歓迎。学生との約束の時間は5時。ご飯はまだ食べてないはずだし、大人数だからカレーでも作ろうかな、と学生が来る前に、少し煮込むところまで準備。
そして5時。ドアのインターホンが鳴り、学生たちが来たかと思うと、「あれ、また増えてる?」。学生たち、総勢6人。まぁ、1人増えただけだけど、学生が遊びに来るときって必ずみんな手土産を持ってきてくれる。バナナに桃、梨にミニトマト、蜂蜜と冷凍餃子。たくさん過ぎる・・・。ほんと、こんなに気を遣ってくれなくていいのに。申し訳ない。
紙コップを切らしていたため、飲み物がみんなに出せず、早速の失態。みんな「大丈夫です」「おかまいなく」とは言ってくれるけど、蒸し暑いところ、わざわざ来てくれたのに、悪かったなぁ・・・。とりあえず水分補給のためというか、スイカを切って出し、みんなで雑談。ミミの手術の話、学生のペットの話・・・。
6時を過ぎた頃、ご飯の準備に取り掛かる。学生たち、「おかまいなく」とは言ってるけど、こっちはホストだし、せっかく遊びに来てくれたんだから、楽しんで帰ってもらいたいし。ただ、私を入れて7人。そのうち、男の子は4人。食べ盛りの男の子が、カレーだけでは足りないかもしれないし、どうしようか、ちょっと悩んだ後、パスタを作ることにした。うちの台所、電磁調理器は1つしかないから、カレーを作っている間は、何も作れない。それに、一番大きいフライパンでカレーを作っているため、使えるのは中くらいの片手鍋だけ。簡単なものなら、ざるそばでもいいかなー、とも思ったけど、器が全然足りないし、却下。いろんな制限がある中、そう言えば、2年生は今学期、授業でスパゲッティ、トマトソース、クリームソースという言葉を習ったのを思い出し、2品目はスパゲッティに決定。それに、あんまりこっちの人、パスタなんて食べないだろうし、おそばみたいな日本食じゃなくても、ある意味、いい機会かなー、とも思うし。
それから、男の子が桃とかミニトマトを洗うのを手伝ってくれて、私は調理に集中。出来上がった料理は、みんな興味津々で、結局、食べ始めると、カレーもご飯もパスタもぜーんぶ完食。うれしいなぁ。
それから、デザートの果物を食べながら、雑談したり、私が日本から持ってきた、すごろくみたいなゲームでみんなで遊んだり。私もこのゲーム、持ってきたまま、1回も遊ぶ機会がなかったけど、やってみると、かなり大盛り上がり。ゲームが一段落したところで時計を見ると、門限まであと20分。ゲームでビリだった子が、急遽決まった罰ゲームで歌をうたってくれて、それからみんなで写真を撮って、名残を惜しみながら解散・・・。
時間があるのは仕方がないけど、楽しいときって、ほんと時間が過ぎるのは速い。楽しいときにしか思わないけど、こういうときって、やっぱり時間がもっとゆっくり流れてくれたらなぁ、と思ってしまう。もうあんまり時間はないけど、機会があったら、みんな、またぜひ遊びに来てね!