間一髪・・・

母に「○○(名前)おじちゃんが、昨日首切って入院したと」と起こされた。寝ぼけながら思わず「自殺?!」と聞き返してしまったが(昨日、俳優の松平健さんの奥さんが自殺、というニュースを何度か聞いていたので、寝ぼけた頭にその話が残っていたのかも)、幸いそういうことではないらしい。

おじの本業はプログラマー。自分で会社をやっているものの、今のところ仕事が暇らしく、山に草刈に行っていたのだとか。で、その草刈中に足を滑らせて転げ落ち、持っていた草刈機の歯が運悪く、首に・・・ということらしい。

が、不幸中の幸いとは本当にこのことで、あと5ミリずれていたら頚動脈だったようだ。また、これまた運がよかったのが、普段から携帯を首から下げるようにしていたこと。首を切った状態ですぐ奥さん(=おば)に電話し、おば→ちょうど昼ごはんを食べに帰宅していた息子(=いとこ)に電話→いとこがその足で家の近くの現場の山に向かって救急車を呼んだ、とのこと。

大事になりうる事故でも、いくつもの幸運が重なって、なんとか今回は事なきを得た。おじは実のお父さんとお兄さんを夏〜秋ににかけて相次いで亡くしているのだけど、この話を聞いて、「もしかして2人が『まだお前が来る番じゃない』と守ってくれたんじゃないかなぁ」と思った。

それにしても、草刈機、本当に怖い。農業を本業としていても、目に石が飛び込んできたり、おじのようなケースで手を切ったり、といろいろ話を聞く。便利な道具だけど、それだけに扱いはほんとにほんとに注意しなければいけない道具だと思う・・・。